自動売買の重大な選択
一般的に「外国為替は私には関係がないもの」というイメージがあります。
その原因は、いままで外国為替公認銀行が独占的に取り扱ってきたことにあるかもしれません。
私達は貿易立国日本に住んでいますので、本来、外国為替取引はもっと身近な存在でしかるべきでした。
たとえば、外貨に両替する場合の換算相場は銀行のいいなりで、ドル現金の売りと買いの価格差が1ドルにつき6円もあることに何の疑問も抱きませんでした。
従来、銀行間の競争がなく、すべての銀行で同一相場を適用していましたので、顧客は比較検討する必要がありませんでした。
これからは違います。
外国為替取引が完全自由化された現在は、銀行、証券、外国為替取引会社等から、外貨預金、外貨での外貨金融商品に共通することは、外国為替相場変動リスクです。
金融の自由化により多種多様な金融商品が誕生し、外国為替は私達の身近な存在となりました。
それでは、外国為替とはそもそもどのようなものかを知るために、インターパンク取引の内側から為替取引の実際をのぞいてみましょう。
為替とは「お金を払う義務がある人(債務者)が、お金を受け取る権利がある人(債権者)に対して、現金を使わないで、お金を支払うたとえば、北海道から産地直送の夕張メロンを購入した人が、生産者にお金を支払う場合、2つの方法があります。
債権者が銀行にその手形の取立てを依頼する方法です。
一般的には送金、は手形の取立てと呼ばれていますが、いずれにしても為替取引の一種です。
海外旅行へ行くときに、外国のお金が必要になります。
銀行の窓口であなたは「外貨に交換してください」といいますか? それともか?そうです。
すべてが正解です。
では、どう違うのでしょうか。
外国為替の定義は「異なる2つの通貨の交換」と前に述べました。
したがって、一般的には「米ドルと日本円を交換する」といいます。
等の価値がある他の物」を受け取ります。
この場合は「お金」と「お金」を突換するということになります。
交換という言葉を使う場合、替えて「日本円と米ドルを交換する」ということもできます。
「ある物を他の物と突換すること」は、私達の日常生活にと」が日常生活で普通に行われるようになりました。
インターバンク市場に従事している者の聞では、「変換」の代わりに日常生活で慣れている「売買」という言葉を使います。
外貨取引をするときに、「ドルを売った」「ドルを買った」というほうが「ドルを渡した」、「ドルを受け取った」というよりも間違いが少ないからです。
両替とは「ある特定の貨幣を他の種類の通貨に交換すること」をいます。
たとえば、千円札を100円硬貨に突換することや、千円札を一万円札に交換することも両替です。
米国の通貨1米ドルを日本の通貨110円と交換することもある貨幣を他の貨幣に変換することですから「両替」といいます。
なお、日本円を海外旅行の際に利用されてトラベラーズチェック同様とみなし、両替といいます。
日常生活で何気なく使う「両替」にもこのような深い意味があるのです。
世界の各国ではそれぞれの国の通貨が使われていますが、ドル通貨は複数の国で使われています。
米ドル、カナダドル、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、香港ドルなどです。
単にドルという場合は、通常、基軸通貨の米ドルのことを指します。
テレビのニュースや新聞の記事等で「ドル相場」と表示されている場合は一般的に「米ドル円相場」のことと理解して間違いはありません(本書でも単にドルと表示した場合は米ドル円相場のことを意昧します)。
銀行のディーリングルームでは、複数のドル通貨を取引します。
そのときに、ディーラー達は取引通貨の間違いをなくすため、ニックネームで呼びます。
たとえばオーストラリアドルを「オージー」、ニュージーランドドルを「キーウィ」と呼びます。
ニックネームを使うと言いやすく、聞き間違いがほとんどありません。
新人のディーラーはまずこのニックネームを自在に使うことが必須ですが、すぐに慣れます。
なお、「オージー」はオーストラリア人のことをオージーと呼ぶことからきています。
ンされているところからきています。
また、英国通貨の英ポンドのニックネームは「ケーブル」です。
為替取引がケーブルで行われていたことからきています。
ヨーロッパ連合の統一通貨「ユーロ」です。
統一通貨の参加国は、ドイツ、フランス、オランダ、ベルギー、ルクセンブルグ、オーストリア、イタリア、スペイン、ポルトガル、アイルランド、フィンランドの11カ国です。
旅行する場合、ほとんどの国で「ユーロ通貨」が通用しますので、たいへん便利になりました。
争勃発要因の1つとなった為替相場問題を解決し、為替相場の安定を図り、自由な貿易の発展を促進する会議が聞かれました。
その会議で固定相場制を採用し、金の圧倒的な保有国であるアメリ力の通貨米ドルを、金と同様、基軸通貨とすることを協定しました。
この協定をIMF協定といいます。
翌年1945年にIMF協定は実施され、IMF(国際通貨基金)体制がスタートしました。
また、ドルを基軸通貨とする固定相場体制のことを、会議を行った地名から「ブレトンウッズ体制」といいます。
米ドルは、国際貿易の国際基軸通貨として使われますので、各国の外国為替市場では、米ドルに対して相場が建ちます。
つまり、外国為替取引の通貨の一つに必ず米ドルがあるということです。
したがって、「円相場」といえば「米ドル/円取引の相場」であり、「ユーロ/米ドル取引の相場」のことです。
定義上は「ドル相場=米ドル/米ドル取引の相場」となるので、あり得ません。
インターバンク市場では、定義上の「円相場=米ドル/円取引の相場」のことを実務上「ドル相場」といっていますので、混乱しないようにご注意ください。
基軸通貨とは国際間貿易の取引通貨として使われたり、各国の外貨準備金として蓄えられたりする国際通貨のことをいいます。
第一次世界大戦までは金が国際通貨でした。
その後世界貿易の中心的な役割を果たしていた英国の通貨ポンドが国際通貨として使われていました。
第二次大戦後は、世界の金の過半数を保有しているアメリ力の通貨が国際通貨(基軸通貨)として使われることになりました。
以降、米ドルは基軸通貨として世界の各国の通貨と取引されています。
外国為替取引の基礎知識~インターHンク市場の現場からみる外国為替取引の基礎知識~円相場は1ドル=110円というように、他国通貨単位(1ドル)す。
これを「自国通貨建て」といいます。
ほとんどの国が自国通貨建てを利用しています。
ドル=1.3350スイスフラン、1ドル=1.3200カナダドルというように建値します。
例外的に、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドおよびユーロは、自国通貨をー単位としてドルがいくらになるかという建て方をしています。
これを「他国通貨建て」といいます。
1ポンド=ドドル=0.6100ドル、1ユーロ=1.1600ドルと建値します。
世界のすべての通貨は、基軸通貨(米ドル)に対して取引されますので、日本円の取引相場は「円相場」、ユーロの取引は「ユーロ相場」といいます。
基軸通貨に対して米ドルは同一通貨ですか5、『ドル相場」という言葉は本来ありません。
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